このページでは、あくまで錬☆金太郎の個人的見解ですが、ポジション整理の1つの考え方である「部分損切り」についてお伝え致します。
どんなに慎重に運用をしていても突発トレンド相場に捕まってしまう事はあります。
そこで今回は、一気に含み損が膨らんでしまって破綻寸前まで追い込まれてしまった時に生存率を上げる「部分損切り」についてシステムトレーダー錬☆金太郎の個人的な考えをお伝え致します。
このページに書かれている手法は、あくまで錬☆金太郎個人の考え方です。必ずこの様にしなければいけないという訳ではありません。投資は自己責任です。必ずご自身のリスク許容度において、どの様に対処するかを決めてください。あくまで参考事例です。
あきらめるのはまだ早い!
錬☆金太郎は今回ご紹介する部分損切り方法で、追い詰められたトレンド相場から何度か生還をしています!
2024年のゴールド相場は本当にアクティブな状況が続いています。
そして、時に予測をしきれない相場の動き方や突発トレンドも発生をしていますので、含み損を大きく抱えてしまうシーンに遭遇されてしまった方もいるのではないかと思います。
こういう時に絶望的な気持ちになってしまうのは、私も何度も経験がありますのでよくわかります。
ですが、まだ破綻に至っていないのなら打つ手はあります!
そこで今回は、ナンピンマーチンEAで一気に含み損が膨らんで追い詰められた時に、錬☆金太郎が脱出手段として使う「部分損切り」方法をご紹介します。
必ず上手くいくという訳ではありませんが、危機を乗り越えて少しでも多くの資金を残す手段としてご参考頂ければと思います。
追い詰められた時の部分損切りの仕方
今回の想定ケースは「ドローダウン率が75%以上になってしまい、保有ポジション数からも破綻の可能性が極めて高い場合」とします。
ただ、この辺りの位置で止まって耐えている場合は、経験上この後相場が反転をする確率が割とあると思います。
だから、あきらめてはいけません!
冷静に以下の手順で起死回生を狙いましょう。
①新規エントリーの許可をOFFにする
追い詰められた時は、まず最初にパラメーターで「新規エントリーの許可」をOFFにするのが次善の策です。
こちらは「MT4の自動売買をON」にしたままこの「OFF」に設定すると、稼働時間内でも新規エントリーが止まる機能です。
持っているポジションが決済ポイントに達すると決済のみします。
各EAで若干表示が違いますが、錬☆金太郎のEAには必ず付いています!
ON = 通常通りトレード
OFF = エントリーしなくなるが決済はする
これで、まずは追加ポジションが入ってしまう事で更に含み損が膨らみやすくなってしまう事を防止します。
②証拠金維持率の確認
次に、MT4の証拠金維持率を確認してください。
あくまで錬☆金太郎の考えですが、追い詰められた時は含み損金額でなく証拠金維持率で判断する方が良いかと思います。
■具体的な目安
●証拠金維持率1000%:悪化した場合を想定して対処につて検討する警戒レベル
●証拠金維持率500%:危険水域で部分損切りなど具体的な対策を講じるレベル
この辺りの位置で止まって耐えている場合は、経験上、この後相場が反転をする確率が割とあると思います。
なので、その反転するタイミングまで、何とか全損を避ける手立てを講じたいところです。
錬☆金太郎は、こういう時は証拠金維持率500%を意識して破綻回避に努めます。
具体的には、証拠金維持率500%を切らない様に、ポジションの部分損切りを実施します!
しかし、損切りのやり方にもポイントがあります。
③部分損切りは真ん中のポジションから
危機脱出が第一なので、重要な事は「反転した時に如何に効率よく含み損を減らせるか?」だと思います。錬☆金太郎はそれを踏まえてポジションの部分損切りを実行します。
具体的には、保有している真ん中のポジションから損切りをする様にしています。
その理由です。
まず、マーチン倍率が小さい頭のポジションを切っても含み損全体にはあまり影響しませんので、これはそのままでも良いかと思います。
また、マーチン倍率が大きい下のポジションは、反転した時に1番含み損を減らすパワーとなるので残しておきたいです。
以上の理由から、錬☆金太郎はこういうシーンでは真ん中のポジションから切る様にしています。
そして、証拠金維持率が500%を切らない様に調整(部分損切り)をしながら反転の機会を待ちます。
まとめ
実際に、これで何度か生還をしていますので、対処法の1つとしてご参考頂ければ幸いです!
今回はあくまで錬☆金太郎の考えとはなりますが、トレンド相場に捕まって追い詰められた時の対処法の1つをご紹介させて頂きました。
自動売買とはいえFXですから、こういったリスクの可能性はどこかでは必ずあると思っておくべきです。
そして、取りえる選択肢を知っておくと生還率は上がりますので、今回の事例を頭の片隅においておいて頂ければ幸いです。
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