公式には絶対発表されないことなので推測となりますが、どうも10月14日週からHFMのブローカー口座の仕様に若干の変更があった模様です。
10月14日週に入ってから、HFMで運用しているトレール機能付きEAのエラーが多くなったことから緊急で調査をしたところ、どうも最低利確値に関わる何かしらの部分で若干の仕様変更があったと推測されます。
トレールストップ値の変更をお願いします
具体的には、これまで推奨としていた「トレーリングストップ注文Pips数:3.05」だと、トレールの補正計算でエラーが頻発してしまう症状が出てしまいます。
これがどの様に実際の取引で影響が出るか不明なことから、エラーが出る事を極力避けたいユーザー様は「トレーリングストップ注文Pips数:3.1」への変更をお願いします。
■EA・刃とEA・ZIPANGの基本設定
■EA・武蔵の基本設定
調査の結果、ストップ値3.1は問題無く作動することを確認しています!
それで、これによる影響ですが、やはりストップ値が上がったことで若干利益パフォーマンスに影響が出るのではないかと推測しています。※現時点では不明
今のところ、フォワードで凄く差が出ている様には感じられません。
ただバックテストでは月によってまちまちの数字となっており、過去3年では最大で月23%程度の減少があった月もありました。
利益パフォーマンスを上げる攻め設定
そこで、利益パフォーマンスに拘りたい方は、下記「攻め」設定をご検討ください!
それぞれ「トレーリングを開始するPips数」をプラス1する設定です。
■EA・刃とEA・ZIPANGの攻め設定
■EA・武蔵の基本設定
こちらの設定にすると、ほんの少しだけトレール開始位置が上昇しますが、物理的に最低利確値が上がることから全体としての利確金額ベースが上昇します。
なおこの変更で気になるのはリスク回避度かと思いますが、バックテスト結果からはドローダウン発生率はこれまでと全く変わりませんでした。
とは言え実際のフォワードでは、微妙な設定の差で明暗を分けることが無いとも言えませんので、変更については慎重に判断をお願い致します。
これからHFMについては上記設定でもしばらくフォワード検証をしていきます。
また問題なく良いパフォーマンスを発揮するなら、こちらをHFMの推奨値としようと考えています。
エラーを多く吐いてもこれまでと同じ利益パフォーマンスを期待したいということであれば「トレールストップ値3.05」のままでいく選択もありますが、このエラーがどの様に影響するかはケースバイケースになり不確定要素が多すぎますので、錬☆金太郎的には非推奨です。この設定継続で作動の問題が出たとしてもサポート出来ませんので、あらかじめご了承ください。