このページでは、錬☆金太郎が無料配布する「トレール機能付きEA」のパフォーマンス比較から、トレール機能と相性が良いブローカーについて、レポートしています。※フォワード比較
8月から9月にかけて、錬☆金太郎は主力の2つのEA「攻撃型ゴールドEA・刃(ヤイバ)」と「バランス型ゴールドEA・武蔵(ムサシ)」に、それぞれナンピンマーチン版トレールを実装して大幅なアップデートをしました。
このアップデートで、EA自体は利益率の向上と破綻確率の大幅なダウンを実現していますが、同時にロジックを作成する時に、ブローカーごとにトレール機能に対する判定基準が違うことも判明しまして、これがどの様に影響してくるのかをフォワード検証してきました。
そしてブローカー別にフォワード検証してきた結果、搭載した新決済ロジックが極めて効果的に性能を発揮するブローカーが判明をしましたので、レポートとして報告をします。
また、その他のブローカーも利益率を上げるチューニング方法を確認していますので、併せてお伝え致します。
両EAのユーザー様は、ぜひご参考ください。
ブローカーごとにトレールの判定基準が違うことが判明
新ロジックの作成時にブローカーごとにトレール機能に対する判定基準が違うことが判明しました!
この事実に、錬☆金太郎が所属するEA開発チームの担当開発者も本当に驚いていました。
同じMT4で動くEAの規格で、ブローカーの口座仕様でここまで差が出たことは過去に無いとのことでした。
相当EAに精通した当チームの開発者が驚くくらいなので、この事実に気付いていないEA開発元(他社)も多い様です。
名前は伏せますが、いくつかの他のEA配布者が配布するトレール機能付きEAは、このことが全く考慮されていませんでした。
なぜ気付かず出してしまっているかですが、おそらく稼働テストをメインのブローカーでしかやっていないからだと思います。
あるいはバックテストしかやらずに各ブローカーごとに作動確認のフォワード検証をしていないかですね。
バックテストはスリッページが考慮されない数字なので、データーではトレールが機能している結果が出てきます。
これで作動していると判断してしまったのではないかと思われます。
なので他社のトレール付きのEAを検討する時は、ぜひ気を付けて見て頂ければと思います。
話を戻しまして、ブローカーごとにトレール機能に対する判定基準が違う事実から、錬☆金太郎のEAは提携ブローカー各社に対応できる様にロジック調整をしています。
そこで、調整値での各ブローカーごとにどの様な違いが出るのかフォワード検証をしてきたところ、HFMについては驚くほどパフォーマンスが向上することがわかりました。
具体的には、次にパフォーマンスの良いXMと比べても約2倍くらいの差が出ています。
これは他のブローカーのパフォーマンスが悪い訳ではなく、HFMだけ新ロジックとの相性が極めて良いと言うべき結果かなと思っています。
その上で、パフォーマンスが良い順で並べると下記になります。
■トレール機能決済ロジックのパフォーマンスが良い順
1位 HFM(圧倒的に良くなりました!)
2位 XM
3位 IronFX(XMより1~2割ほど低い)
交渉の結果、IS6でも錬☆金太郎が提供をするトレール機能付きEAが利用可能となりました!今後比較検証していきます。※2024/10/5
提携ブローカーのIS6は、今のブローカー口座の仕様だとトレール機能が正常に作動しないことがわかった為、現在トレール機能版の配布を休止しています。IS6の方には旧版をチューニングしたバージョンをお配りしています。また、現在トレール機能が正常に使える様にIS6の口座仕様変更を交渉中です。ミラートレードの方は調整済みなのでトレール機能付きを使っています。
正直、このブローカーとの相性を公表すべきか非常に悩みましたが、やはり事実はユーザー様と共有すべきと考えまして公表することにしました。
この後、EAごとの具体的な検証比較もお見せしますので、ユーザー様におかれましては、今後の運用の参考にして頂ければと思います。
最も相性が良いブローカー「HFM」紹介ページ
比較①攻撃型ゴールドEA・刃
刃(ヤイバ)は短波(ショートレンジ)に強いEAですが、その得意な短波で大きな利益差が発生しています!
刃についてはFOMC後の9月23日と24日に、なかなか良い短波の相場が発生しているので、この2日で比べてみましょう。
検証比較は下記の設定でしました。
スタンダード口座・ロット0.01
証拠金30万円設定
トレール設定はXMデフォルト(トレールストップ値3.0)
・刃のチョイ攻め設定で比較
23日(月)9時から18時(17時59分までのエントリー)
24日(火)8時から18時(17時59分までのエントリー)
※パラメーター設定:時間外ナンピンOFF
また比較は、上位2つのHFMとXMでします。
それではまずXMの結果です。
こちらは2日間で 27,592円の利益が出ています。
計19時間の運用利益と考えると、そこまで悪くはないと思います。
では次にHFMです!
HFMの方は2日間で 90,046円の利益が出ています!
なんと同じ19時間の運用比較で、XMの約3.2倍の利益差を出しています。
2週間平均で見ると2.2倍くらいの差ですが、拾える相場ではこれくらいの差が出ています。
比較から言えるのは、XMのパフォーマンスが悪いのではなく、HFMのパフォーマンスが異常に良かったと思います!
まだアップデートしたばかりなので今後も比較検証を続けていきますが、現時点ではHFMに優位性があると言えます。
比較②バランス型ゴールドEA・武蔵(ムサシ)
武蔵はミドルレンジ相場が得意なEAとなりますが、こちらも高耐久ロジックが大きく働いた相場で利益差が発生しています!
武蔵の10時間運用と13時間運用の検証EAは、完全放置でも、なんとあのFOMCの超荒れ相場にも持ち前の高耐久ロジックで凌ぎ切って利確し、この記事を書いている9月25日現在も破綻をせず稼動中です!!!※HFMもXMも
そこで、こちらの比較は高耐久ロジックが大いに働いた19日FOMC相場も含む、9月17日から24日までの稼働日数6日でしてみます。
検証設定は下記の通りです。
スタンダード口座・ロット0.01
証拠金50万円設定
トレール設定はHFM仕様のデフォルト(トレールストップ値3.05)
検証期間:19日FOMC相場も含む、9月17日から24日までの稼働日数6日
・比較は武蔵13時間運用
月:9時から21時(20時59分までのエントリー)
火:8時から21時(20時59分までのエントリー)
水:8時から21時(20時59分までのエントリー)
木:8時から21時(20時59分までのエントリー)
金:8時から16時(15時59分までのエントリー)
※パラメーター設定:時間外ナンピンOFF
またこちらも、比較は、上位2つのHFMとXMでします。
では、まずXMの結果です。
期間の利益は 85,525円となりました。
この数字から想定月利計算をすると 327,845円となり、証拠金50万円に対しての月利は65%と、決して悪くない数字です。
では次にHFMです!
HFMの同じ期間の利益は 198,167円となりました!
武蔵もXMと比べて利益差が約2.3倍ですね。
また、この数字から想定月利計算をすると 759,640円となり、証拠金50万円に対しての月利は152%と、元本回収以上の数字となり、とても良いパフォーマンスをしていると言えます。
比較から言えるのは、こちらもXMのパフォーマンスが悪いのではなく、HFMのパフォーマンスが異常に良かったと思います!
武蔵もまだアップデートしたばかりなので今後も比較検証を続けていきますが、現時点ではHFMに優位性があると言えますね。
HFMのトレール設定について
上記の比較でHFMでは大変良い結果を出していますが、一方で、HFMはトレール機能の判定基準がとてもシビアです。
その為トレール設定のカスタマイズは、かなり難しいですね。
当然、相当数の設定パターンを試しましたが、現在のHFMのデフォルト設定がマストなのではないかと思います。
なので、HFMで両EAを利用する場合は下記の設定のままで利用して頂くのが良いかと思います。
■攻撃型ゴールドEA・刃(ヤイバ)
■バランス型ゴールドEA・武蔵(ムサシ)
XMとIronFXの利益率が向上する設定について
XMとIronFXはトレール機能の判定基準が緩いので、カスタマイズの余地があります。
こちらも複数のパターンを試しました。
その結果、トレール開始値とトレールストップ値を現行の設定より低くすることは出来ます。
トレール開始値とトレールストップ値が下げれるということは、トレール開始が早くなるので取引がより優位となります。
攻撃型ゴールドEA・刃(ヤイバ)で、現状限界と思われるところまで下げたトレール開始値とトレールストップ値で上記検証と同じ期間で取ったデーターがありますので、ご覧ください。
■カスタム設定値
■同じ比較検証日での結果(XM)
先ほどのデフォルト検証の利益と比べると、随分良くなっていると思います。
ただし、ここで問題になるのがスリッページです!
実際の取引では注文レートと約定レートに差が出ることもあります。
この差にしっかり対応する設定値が現在のXMデフォルト設定値(トレーリングストップ値3.0)となります。
なので、特にトレールストップ値を下げると、このスリッページの影響でトレールが機能しない取引が発生する可能性があるんですね。
また、この問題が発生する確率は正直相場次第なので、どれくらい発生するかは数値化できません。
これはご理解を頂きたいところです。
ただ、このことを了解してもらえるなら、XMもIronFXも利益率を向上させることは可能です!
XMとIronFXを利用しているユーザー様で、利益パフォーマンスを重視するという方は、ご参考頂ければと思います。
トレールストップ値を0.0にした場合は、ほぼトレール機能は作動しなくなります。しかし、今回のアップデートで改めてロジックを見直して最適化したことから、基本ロジックも旧版よりアップデート版の方が利益率は飛躍的に向上していますので、利益を追求するカスタマイズということであれば設定は出来ます。(あくまで自己責任でお願いします)
検証からの結論
EA・刃(ヤイバ) と EA・武蔵(ムサシ)はHFMと抜群に相性が良い!
検証でご覧頂いた様に、決してXMとIronFXのパフォーマンスが良くない訳ではありません。
期待通りの数字は出してくれていると思いますし、旧版よりは明らかに良いパフォーマンスを見せています。
しかし、ここまで結果が違うと、ユーザー様には利益面でのブローカーの優位性を公表せざるを得ないと判断し、今回のレポートとなりました。
HFM、XM、IronFXは、それぞれに特性のあるブローカーですので、この結果だけで判断するのも難しいですよね。
特にXMはボーナスクレジットが豊富なので、ここは本当に魅力的ですよね。
ですが、EA・刃(ヤイバ) と EA・武蔵(ムサシ)の利用で利益パフォーマンスに拘るなら、HFMの利用を検討すべきかと思います。
以上、このレポートが、ユーザー様のEA運用のご参考になれば幸いです。
あくまで錬☆金太郎のEA「攻撃型ゴールドEA・刃(ヤイバ)」と「バランス型ゴールドEA・武蔵(ムサシ)」の検証結果です。なので、他社(者)配布のトレール付きEAが同じ結果になるとは限りません。
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提示させて頂いているEAの実績や目標設定などは、これまでの検証結果や実成績を踏まえて、利用者様の判断材料の1つとなればと考えてお伝えさせて頂いておりますが、相場の未来は誰にも予測できるものではありませんので、今後も同様の成績を出すことをご確約することは出来ません。EAを使った自動売買は、そもそもFX取引になりますので資産を減らすリスクもあることを重々認識した上で、結果も全て自己責任となることをご理解の上、ご利用下さい。
■EAとミラートレードの使用について
EAとミラートレードは全て無料で提供しています。使用は自己責任においてしてもらうものですので、設定マニュアルを必ず読んでから使用をお願いします。また、EAの作動チェックは細心の注意を払ってやっておりますが、何らかの理由でバグが発生する可能性はゼロではありません。しかしその場合も無償提供物なので責任は負いかねます。あらかじめ了解の上でご利用ください。