2023年10月9~13日・錬★金太郎の無料配布EA実績報告・FX自動売買・MT4

10月9日~13日週の動きを受けて：個人的見解

10月9~13日週は中東情勢の悪化（イスラエルとハマスの紛争）と長期化が懸念されて、各相場とも大きく動きました。

特にゴールド相場はリスク回避資産買いで週を通して強い上昇トレンドとなり、13日の夕方にはテクニカルを完全に無視した短時間に600pips以上も急騰する極端な上昇トレンドが発生しました。

今回のトレンドは起点から考えると既に1200pips以上も上昇しています。

この数字は、正直、EA単体の性能やロジックで回避できるものではありません。

事実として、24時間完全放置など攻めた運用をしていた検証EAのいくつかが破綻、あるいは大きな含み損をかかえる結果となりました。

しかし一方で、しっかり時間制限をかけてリスク回避を強く意識して設定し運用してきた検証EAは難を逃れて無傷なものも多かったですし、含み損を持っても、これまでの利益から考えれば途中損切りをしてもトータルではまだまだ余裕があるものばかりでした。

また利用者様でも損切り判断が出来ている方は被害を少額で抑えられていますし、トータルでは勝ち越している方も多いです。

つまり言いたいのは、EAは使い方次第！だということです。

いつも言っていますが、EAは良いも悪いも、ただの道具です。

これはですね、常に頭に入れて使って頂きたいと思います。

年を通せば、相場の7～8割を占めるレンジ相場で利益が取れるのがEAの強みです。

ここは本当に裁量取引より優れていると思います。

しかし、残り2～3割のトレンド相場には弱いので、ここを何とか避けなければなりません。

そしてトレンド避けるのに最も重要になるのは利用者様自身が定める運用マイルールです。

特に損切りルールはしっかり決めておいてください！

私もシステムトレーダーなので損切りの辛さは良くわかりますが、適切な損切りが出来ないと全焼をする可能性が極めて高くなると思います。

投資の格言に「頭と尻尾はくれてやれ！」というのがあります。

欲を出して全部を取ろうとすると失敗する確率が極めて高くなりますので、とりわけ今回の紛争の様に、ニュースなどのチェックで後のリスクが高くなりそうな気配が察知できる時は、早期損切りによる早期手仕舞いを意識して頂ければと思います。

現在大きく含み損を抱えている方は、この記事内の対処方法をご確認ください

10月16日以降の見通し

さて、今回の急上昇は、テクニカルを無視して相場が感情に支配されたから起こったことと考えています。

なので裏を返すと一過性で終わる可能性は十分あると思います。

下記のチャートは、2022年2月にロシアがウクライナに侵攻した時と、今回のイスラエルとハマスの紛争が起こった時の動きを1日足で並べてみたものです。

あくまで予測ですが、同じ様な動きになる可能性は十分あると考えます。

今のポジションが上昇限界点かは不明で、週明けにもう少し上げる可能性は否定できません。

しかし短期では流石に買われすぎなので、どこかでは調整を入れてくる可能性は極めて高いと思います。

また、もし2022年2月の様に全戻しに近い動きを見せた場合は、またまた逆トレンド発生になります。

なので、少なくとも16~20日週は、極めて慎重に運用判断をする必要があります。

そして、もう１つポイントがあります！

2022年のチャートを見てもらうとわかりますが、急落後の相場は比較的安定をしています。

紛争自体はとても大きな出来事ですし終わるまで不安定要素になると考えがちですが、相場というのは一時は過剰反応を示すものの、ある程度時間が経ってくるとその不安要素も織り込み済みとなってボラティリティが低くなってきます。

なので、いつまでも続きません。

いつ落ち着くかまでは不明ですが、そう遠くない時期に一旦は落ち着くでしょう。

なので、運用が怖い方はそこまで待てば良いと思います。

しかし、多くの方は少しでも利益が欲しいとお考えかと思いますので、この相場状況の中での運用をどうすれば良いかは、次の時間帯分析をご覧ください。

地政学リスク発生でも日本時間は安定してる！

■紛争勃発後1週間（10月9日～13日）の推移

長期の上昇トレンド相場と言って良い状況ですが、日本時間の8時~15時はレンジ相場となっているのがわかります。

ですので、相場状況が落ち着くまでは、この時間を基準に運用を考えるべきだと思います。

ご参考ください。

ただし、週明け16日月曜日は必ず朝の動きをチェックしてから判断する必要があります！※後ほど「今週の要注意事項」で詳しく解説します。

おすすめの運用方法

無料配布EAの2023年10月9~13日の稼働実績

ディフェンス型ゴールドEA・ZIPANG（ジパング）

推奨設定：レバレッジ1000倍・証拠金50万円・ロット0.01
　　　　　レバレッジ2000倍・証拠金30万円・ロット0.01
検証運用：完全放置

・10月9~13日の合計利益 プラス 8,989円
・今年の累計 プラス 583,749円

※フォワード検証はXM口座のレバレッジ1000倍口座で実施

2023年1月より10月13日まで、フォワード検証で破綻無し！

ZIPANGの詳細はこちらから

バランス型ゴールドEA・武蔵（ムサシ）

推奨設定：レバレッジ1000倍・証拠金50万円・ロット0.01
　　　　　レバレッジ2000倍・証拠金35万円・ロット0.01
検証運用：指標管理無しの24時間完全放置

10月13日に破綻

※フォワード検証はXMのレバレッジ1000倍口座で実施

指標管理無し24時間完全放置のフォワード検証では、残念ながら今回の暴騰で2回目の破綻となりました。しかし、前日の12日までは結構良い利益を出していたので、暴騰相場の入り口で早期損切り撤退をされた方々は、利益はある程度確保して週の取引を終えられています。このことからも判る様に、損切りを恐れずトータル利益で運用成績を考えて頂けると良いと思います。EAは良いも悪いもただの道具です。

多くの方から評価を頂いているEAです。現在配布数No.1です！

武蔵の詳細はこちらから

攻撃型ゴールドEA・刃（ヤイバ）フル稼働

検証運用：ロット0.01・指標管理無しで24時間フル稼働

・10月9~13日で破綻無しの想定利益 プラス 76,176円（理論値）
※証拠金50万円だと期間内に破綻しています！

※フォワード検証はXMのレバレッジ1000倍口座で実施

爆益型EAなので適切な指標管理が必要です！フル稼働は原則非推奨のEAとなります。次に紹介する「チョイ攻め設定」など、時間制限運用等でお使いください。

刃の詳細はこちらから

【推奨運用法】攻撃型ゴールドEA・刃（ヤイバ）チョイ攻め設定

新指標：レバレッジ2000倍・目安証拠金25万円・ロット0.01
検証運用：稼働時間 8時～18時（17:59までエントリー）に新ルール追加

新運用ルールはこちらをご覧ください

・10月9~13日の合計利益 プラス 27,792円

※フォワード検証はHMのレバレッジ2000倍口座で実施

新ルールを策定しましたので、今週から新たに新ルールでの検証をスタートしました！13日金曜日はルール通り15時に運用を止めていたので災害級のトレンド相場に巻き込まれずに済みました。

検証を始めた6月26日から10月6日まで最大ドローダウンは約12万円です。非常に安定したパフォーマンスを見せている運用方法です。レバレッジ2000倍口座であれば更に低いリスクで回せます。月利2倍ブースト設定の証拠金25万円でも十分余裕を持って運用ができている計算になります。

チョイ攻め設定に関してはこちらをご覧ください！

超安全型EA・Matterhorn（マッターホルン）

目安設定：証拠金30万円・ロット0.01 ※レバ1000倍・レバ2000倍共に
検証運用：指標管理無しの24時間完全放置

・10月9~13日の合計利益 プラス 22,739円
・10月の累計利益 プラス 33,236円

含み損幅の検証の為、フォワード検証は完全放置運用でやっていますが、Matterhorn（マッターホルン）は適切な指標管理推奨EAです。安全に運用をしたい方は、必ず指標管理を徹底してください。

Matterhorn（マッターホルン）については、毎日運用管理をするのは難しい方でも使えるEAをコンセプトにしていますので、レバレッジ1000倍口座も、レバレッジ2000倍口座も、目安は同じ証拠金とします。ただし証拠金維持率でレバレッジ2000倍口座の方が生存率が高くなりますので、推奨口座はレバレッジ2000倍です。

Matterhornの詳細はこちらから

今週（10月16日～20日）の運用注意情報

今週の要注意事項

16日月曜日の朝は必ず相場をチェック！

・6時~9時の間に窓を開けて大きく上昇した場合は稼働停止推奨

週明け16日月曜日は、大きく動いた13日金曜日の反動を受けて、前週の様に早朝にアクティブに動く可能性があります。ですので仮に稼働させるにしても開始時間は9時以降にし、上記の動きは必ず確認してください。

買い圧がとても強い状態で金曜日に引けたので、暴落明けの2日月曜日の時の様に、もう1段上げる（暴落時は下げました）動きも見せやすいと考えます。

ただ、かなり調整無く上昇したこともあって、上げても流石に上値は重たくなると思いますので、更なる爆上げの可能性は低いと考えます。

そして、上げ過ぎが意識されて調整が大きく入る可能性もあります。

どちらにしても、月曜日の朝の動きには注目です。

以上が理由から、稼働される方は9時以降にされる方が良いと思いますし、9時前に窓を開けて大きく上昇したら月曜日は様子見をした方が良いと思います。

怖い方は、月曜日は最初から稼働停止すると良いでしょう。

待つのも相場です。

今週の稼働停止推奨の重要ファンダメンタルズ・スケジュール

10月17日 21:30 米国小売売上高

10月19日 02:00 米国20年債入札

10月20日 01:00 パウエルFRB議長の発言

10月20日 08:30 日本全国消費者物価指数