このページはEA「Columbus(コロンブス)」の設定マニュアルです!重要設定箇所と注意事項もありますので、必ず全て読んでください。
こちらはEAごとの違いを補完するマニュアルとなっています。
全EA共通の部分は「総合マニュアル」がありますのでそちらをご覧ください。
Columbus(コロンブス)の基本的な仕様
Columbus(コロンブス)は通貨ペア「EUR/USD(ユーロ/USドル)」で取引をするEAです。
最大の特徴は
です。
具体的には、短期トレンドフォローで最速3~5pipsの反転で超高速利確をすることで含み損を膨らみにくくしています。
EUR/USDは通貨ペアの中では取引量も多い事から、他の通貨ペアと比べると相場の波の波形が細かいので、この高速決済ロジックを採用しています。
1回1回の利益は少ないですが、その代わりに為替系EAとしては多く利確をしますので、月ベースで見るとそれなりに良い利益を生みだします。
またオシレーター判断でエントリーポイントを探しますので、反転利確がしにくいと予測される相場では起点となるエントリーを控えます。
この2つのロジックで、通貨ペアEA共通の課題である長期で含み損を持ってしまうという問題を起こりにくくしています!
Columbus(コロンブス)の仕様・基本ロジック
・取引通貨ペア「EUR/USD(ユーロ/USドル)」
・短期トレンドフォロー型の超高速利確ロジック
・最初のエントリーはオシレーター判断
・最速3~5pipsで反転利確する
・片側最大16ポジションまで
・スプレット制限で高スプレットエントリーを回避
・曜日ごとの稼働時間をパラメーターで指定可能
チャートと時間足の設定
Columbus(コロンブス)は通貨ペア「EUR/USD」のEAです!
■各ブローカーで選ぶべき「EUR/USD」の表示(スタンダード口座)
・HFM ⇒ EURUSD
・XM ⇒ EURUSD
・IronFX ⇒ EURUSD
・IS6 ⇒ EURUSD.std
※必ずこの表記と同じ取引ペアを選んでください
■マイクロ口座(HFMはCent口座)
・HFM ⇒ EURUSDc
・XM ⇒ EURUSDmicro
・IS6 ⇒ EURUSD.mcr
チャートは1分足を使いますので「M1」で表示設定してください!
チャート表示:M1
EA設定(全般)
チャート右上の「ニコちゃんマーク」をクリックしてEA設定を表示します。
「全般」タブを押して「全般」を表示して、以下の設定にしてください。
①「Long&Short」に設定
②「アラームを有効化」にチェック
③「自動売買を許可する」にチェック
④「DLLの使用を許可する」にチェック
⑤「外部エキスパートの使用を許可する」にチェック
以上を確認したら「OK」を押して設定を確定してください。
パラメーター表示の解説と設定について
下の画像がColumbus(コロンブス)のパラメーター全体像になります。上から順番に設定を解説します。※デフォルト表示
①マイクロ口座/スタンダード口座 切り替え
Columbus(コロンブス)はパラメーターでスタンダード口座とマイクロ口座の切り替えが出来る仕様になっています。
運用される口座に合わせて、必ず設定する様にしてください。
②【超重要】ロット数
デフォルトは「0.01」になっています。
この数値を変更すると取引ロットの最小値が変わります。
ロット数は最重要設定なので、この後の「証拠金とロットの目安」で詳しくお伝えします。必ず確認の上、ご自身のリスク許容度に応じて設定してください。
③【変更不可】スリッページ
スリッページは変更不可です!
スリッページとは注文レートと実際の約定レートに生まれる差のことです。
具体的には、注文したときに画面に表示されている価格(注文レート)と、実際に注文が確定する価格(約定レート)が異なる状況を指します。
そこで、この機能で不利な注文が約定されることを出来るだけ防ぐ様にしています。
このEAの最適値を入れていますので、記入されている設定を変えないでください。
④最大ポジション数
最大ポジション数を制限するパラメーター設定で、最大が16となっています。
値の数値を変更することで設定が適用されます。
⑤スプレット制限
IS6はスプレッド制限を「90」に変えてください
原則は設定を変えないで使用してください!
この表示はスプレッド許容値を示しています。時間帯によっては高スプレッドになるためそこでエントリーしないように制限をする機能となります。なので原則は設定を変えないでください。エントリーロジックが想定通りに作動しなくなります。
ではなぜ表示しているかといいますと、今後相場環境や利用ブローカーによって数字を変更した方が良い場合が発生するかもしれないからです。その場合には新たな設定値をお伝え致します。
⑥【使用注意】全ポジション強制決済機能
個別ではなく一括で全てのポジションを強制決済する機能です。
デフォルトは「OFF」表示です。
「強制決済ON(選択後クリックで実行)」を選択して「OK」をクリックすると、チャート画面に下記のボタンが表示されます。
このボタンを押すと、全ての保有ポジションが一括で全決済されます。
強制決済前に、事前にパラメーター「新規エントリー許可」をOFFにしておかないと、すぐ新規エントリーが入ってしまします。決済後のエントリーを止めたい場合は、決済前に「新規エントリー許可」をOFFにしてから決済をする様にしてください。
緊急用として実装していますが、多用すると損失が大きくなる恐れもあります。よく考えて使う様にしてください。また自動売買がOFFになっていると機能しませんので、そこも注意してください。
ブローカーによっては、チャート表に標準で「ワンクリックトレード」ボタンが表示されてしまい、強制決済ボタンが隠れてしまうことがありますが、こちらは下記操作で消すことが出来ます。
①「ワンクリックトレード」ボタン上で右クリックをして表示を出す。
②表示の「ワンクリックトレード」をクリックする
③消えていることを確認
⑦新規エントリー許可
こちらは「MT4の自動売買をON」にしたままこの「OFF」に設定すると、稼働時間内でも新規エントリーが止まる機能です。持っているポジションが決済ポイントに達すると決済のみします。
ON = 通常通りトレード
OFF = エントリーしなくなるが決済はする
⑧【重要】曜日ごとの稼働指定について
Columbus(コロンブス)は、パラメーターで稼働時間を自由に指定できることで、運用戦略の幅を広げています。ですので非常に重要な設定となります。
この時間設定ですが、日本時間では設定出来ません。MT4に表示されている時間が基準になります。なので時差が発生しますので、必ずMT4の表示時間から日本時間との時差を計算して指定してください。MT4はグリニッジ標準時+2時間(GMT+2)を採用しており、表示される時間は夏時間(3月~11月)は日本時間より6時間遅れ、冬時間(11月~3月)では日本時間より7時間遅れています。なぜMT4時間がこのようにずれているのかというと、NY市場がクローズするMT4時間の0時(夏時間の場合日本時間午前6時)にチャート上で日足を確定させるためにこの時間設定を採用しています。
■MT4の時差
サータイム(3月~11月)の時差:6時間
ウインタータイム(11月~3月)の時差:7時間
具体的な転換日時は、利用されているブローカーからの案内をご確認ください!HP掲載と、メールでも連絡が来ます。
参考例:日本時間9時から18時(17時59分までのエントリー)の場合
注意事項として、終了時刻は設定時間の59分までエントリーをします!なので、上記例の様に18時ピッタリに止めたい場合は、その前の17時で設定をします。
以下、時間設定の早見表
■○曜日のトレンド(ON/OFF)
このパラメーターは指定曜日の稼働/非稼働を指定できます。「ON」で稼働し、「OFF」で1日停止します。
■○曜日のエントリー開始時間
このパラメーターに指定時間を入れると、その時間から取引を開始します。
■○曜日のエントリー終了時間
このパラメーターに指定時間を入れると、その時間に取引を終了します。
ロットと証拠金設定目安
こちらは指標管理を前提として24時間運用をする場合の目安になります。
スタンダード口座の証拠金と運用ロットの目安
下記の目安はあくまで参考値です。ロット設定は、ご自身のリスク許容度に応じて自己責任において設定して頂きます様お願い致します。
・目安証拠金 30万円 ロット0.01
以下はあくまで参考値です。
証拠金60万円でロット0.02
証拠金90万円でロット0.03
マイクロ口座の証拠金と運用ロットの目安
2024年6月6日アップデート:配布EA版「Ver3.01」よりマイクロ口座にも対応しました!マイクロ口座で運用する場合は下記を目安にしてください。
目安は証拠金3万円でロット0.1単位
以下はあくまで参考値です。
証拠金1万円でロット0.04
証拠金6万円でロット0.2
証拠金9万円でロット0.3
証拠金12万円でロット0.4
証拠金15万円でロット0.5
緊急:HFMのセント(マイクロ)口座のレバレッジ規制について
推奨の運用事例:コロンブス10時間運用
ボラティリティグラフとフォワード検証から、管理も簡単な非常に良い運用方法が出来ましたのでご紹介します!ぜひご参考ください。
■運用時間設定(日本時間)
月:9時から18時(17時59分までのエントリー)
火:8時から18時(17時59分までのエントリー)
水:8時から18時(17時59分までのエントリー)
木:8時から18時(17時59分までのエントリー)
金:8時から16時(15時59分までのエントリー)
なぜこの時間設定での運用かと言いますと、ユーロとアメリカの経済指標がこの時間帯にかかることがほとんど無いことから、極めて安定した運用が可能だからです。
そうなると利益面に不安が出るかと思いますが、取引分母が大きいことから日本時間でも取引量自体はそこそこあるので、利益はそれなりに狙える、という訳です。
その上で、月曜日の朝が8時ではなく1時間後ろにズラして9時になっている理由ですが、月曜の朝はアジア時間開場と同時に先週末の相場を引きずっていきなり強く動いたり、週末に何かトピックスが発生した時に、その影響を強く受けることがあるからです。
状況によっては稼動停止判断をすることもありますので、判断猶予として1時間余裕を持っている、というのもあります。
次に金曜日の夕方が16時と早く切り上がっている理由は、金曜日の夕方が他の曜日に比べてトレンド相場の発生率が高いからです。
毎週必ず起こるという訳ではないのですが、確率論的に多いことから、事前に避ける設定としています。
■証拠金とロットの目安(スタンダード口座)
証拠金10万円 ロット0.01 単位で計算
※あくまで参考値
下記はあくまで参考値です。
証拠金10万円 ロット0.01
証拠金20万円 ロット0.02
証拠金30万円 ロット0.03
証拠金40万円 ロット0.04
証拠金50万円 ロット0.05
この時間での運用が極めて安定をしているので、証拠金10万円でもスタンダード口座運用が可能と判断しました!
コロンブス10時間運用の詳細は下記動画をご覧ください!
複利運用について
コロンブスの10時間運用は安定度も高いので、複利運用も検討可能です!
上記は利益が10万円増えるごとにロットを0.01ずつ上げていった場合の複利計算です。
月利17%ペースで増えていくと仮定すると、証拠金30万円ロット0.03スタートなら、あくまで仮定計算ですが9カ月後には総資産が110万円を超えてきます。
複利運用は、あくまで考え方の1つです!
単利でも月利17%ペースなら年利207%ですから、30万円でロット0.03運用なら1年間で621,000円の利益が確保が出来る計算です。
FXではありますが、資産運用と捉えてもらえば、これでも十分な利益ではないかと思います。
と言うことで、運用方法については、ご自身に合った方法を選択してもらえれば良いかと思います。
ご利用にあたってのお願いと注意事項
投資は自己責任です!もし損失が出たとしても当方では保証など一切の責任を負いません。あらかじめご理解・ご了承ください。
■当方は、あくまでシステムを提供する事業者であり「投資助言業」ではありません!
投資に関する一般的な話はできますが、具体的に「〇〇しましょう」といったことは投資助言に該当し、法律で厳しく規制されています。従ってコンプライアンス面から考慮しても、その様な投資助言に当る質問されてもお答えすることができません。サポートは、あくまでシステム面でのサポートとなりますことを予めご理解とご了承ください。
■提示している実績や目標設定をご確約するものではありません!
提示させて頂いているEAの実績や目標設定などは、これまでの検証結果や実成績を踏まえて、利用者様の判断材料の1つとなればと考えてお伝えさせて頂いておりますが、相場の未来は誰にも予測できるものではありませんので、今後も同様の成績を出すことをご確約することは出来ません。EAを使った自動売買は、そもそもFX取引になりますので資産を減らすリスクもあることを重々認識した上で、結果も全て自己責任となることをご理解の上、ご利用下さい。
■EAとミラートレードの使用について
EAとミラートレードは全て無料で提供しています。使用は自己責任においてしてもらうものですので、設定マニュアルを必ず読んでから使用をお願いします。また、EAの作動チェックには細心の注意を払ってやっておりますが、何らかの理由でバグが発生する可能性はゼロではありません。しかしその場合も無償提供物なので責任は負いかねます。あらかじめ了解の上でご利用ください。