
このページでは、FX fairのUSDT出金に関する事前の準備手順をお伝え致します。
2023年9月7日に、FX fairから出金遅延状態にある方に対して現状報告と今後の対応についての発表があり、メールで通知されました。
内容についてはお手元に届いたメールを必ずご確認ください。
★重要な部分を要約すると、以下の3つになります。
・今回の出金遅延に至った理由
・元本の支払いについて
・支払い受け付けには期限がある
肝心な出金ですが、以後は暗号資産(仮想通貨)のステーブルコインUSDTで支払うと書かれています。
つまりこれまでの様に国内銀行振込にはなりませんので、該当利用者の方はUSDTを受け取れる体制を事前に準備しておく必要があります。
そこで、その準備をする手順をまとめてみましたので、ご参考頂ければと思います。
なお受取方法は複数考えられますが、現在の状況からスピードが求められることと、該当利用者様が可能な限り簡単かつ確実に受取り体制が取れるよう、錬★金太郎が1番簡単かつ確実であると考えた方法のみを載せています。
あらかじめご了承ください。
また緊急事態の対応方法につき、追加や修正事項がある場合は随時追加と修正をしてまいりますし、その場合には私の直通LINEでもご報告を致します。
私も出金がされずに資金をロックされている立場の1人ですので、同じ作業をします。
その中で気付いた点やより良い方法があれば随時アップデートしてまいります。
超重要:受取り申請には期限が設けられています!


※FXfairの該当メールより抜粋
今回の出金手続き(申請)には期限が切られています。
正直、非常に憤りを感じますが、文句を言っても始まらないのでまずはこの申請期限だけは絶対に厳守しましょう!
また申請開始は公式文章によると2023年9月15日です。


ですので、この日までに必要な準備は全て整えておく必要があります。
注意事項として、新たに提出する本人確認書類画像は、前にUPした画像はNGということです!ここは本当に気を付けましょう!!!
それで、おそらくこの準備で1番ネックになるのが、支払いで使われるUSDT(テザー)を受け取るウォレットを準備することです。
その準備方法を次から解説していきます。
USDT(テザー)について


今回の支払いは暗号資産(仮想通貨)のステーブルコインであるUSDT(テザー)で支払われます。
USDT(テザー)って何?大丈夫なの?と思われた方もいらっしゃると思いますので、まずこちらがどういうものなのか簡単にご説明します。
USDT(テザー)とは、Tether Limited社が2015年に発行を開始した世界初のステーブルコインです。
米ドルに固定されたペッグ通貨であるUSDTは、「1USDT = 1ドル」を維持するように設計されています。
厳密に言うとUSドルではありませんが、とりあえず今回は暗号資産(仮想通貨)版のドルと考えて頂いて差し支えないです。
ですので、USDTの資産価値はドルと同じと考えて頂いて大丈夫です。


また今回は受け取りに暗号資産取引所のウォレットを使って良いとのことでしたので、メタマスクなどの個人ウォレットを準備しなくても良いのが、ちょっと救いです。
個人ウォレットを経由するやり取りになると手続き回数も増え、その都度かかる送金手数料もバカになりませんし、セキュリティ面でも不安がありますので、この部分だけは利用者に少しだけ配慮した感があります。



問題は、USDTを国内の暗号資産取引所が取り扱っていないということです!ここが暗号資産取引をしていない人にはハードルが高い!!!
なので、USDT(テザー)を受け取るには、どうしても海外取引所の口座が必要になります。
■今回の作業フロー
①FXfairに海外取引所で作ったUSDT(ERC20)の入金アドレスを提示する。
②USDT入金後、ビットコインやXRPなどの国内取引所で受け入れ可能な暗号資産をUSDTで購入
③国内取引所に購入した暗号資産を送る
④国内取引所にて着金した暗号資産を日本円に換金
⑤ご自身の銀行口座に入金
そこで、海外取引所に口座をお持ちでない方に、日本人向けにもしっかり対応している扱いやすい取引所をご紹介します。
時間もありませんので、どんどん開設してまいりましょう。
海外暗号資産取引所「Bybit」口座開設
暗号資産では有数の海外大手取引所です。
日本人利用も多いので日本語表示のHPもありますし、サポートも日本語で対応してくれます。
操作性も良いので、すぐ慣れるを思います。
今回はUSDTを受け取る窓口として使うのが目的なので、細かい説明は省きます。
まずは上記リンクから公式ページに飛んで、ガイダンスに従ってアカウント開設をお願いします。
その際、必ず本人確認(KYC承認)までやっておいてください。
そうしないと、入金はできますが、出金ができません!
入金用アドレスの確認方法


KYC認証まで終わったら、USDT入金用のアドレスを確認ましょう。
入金用アドレスは下記の流れで確認が可能です。
①「入金」をクリック
②「入金したい通貨を選ぶ」でUSDTを選択
③「チェーンタイプ」はERC20を選択
④「確認」を押すとアドレスが表示される
表示されたアドレスはとても長いので「コピー」というボタンを押すと1発でコピペできます。



ここまでは必ずやっておきましょう!
送金先(換金用)の国内暗号資産取引所選びの注意点
今回、国内の取引所にも注意事項があります。
現在、国内の暗号資産の出入金にはトラベルルールという規制があります。
詳細は省きますが、それが理由で同じ情報通知システムを使っていない取引所同士のやりとりができません。
例えば国内で有名な暗号資産取引所のビットフライヤーとコインチェックは、この情報通知システムの違いからBybitからの送金を受けれません。



これを知らずに送金してしまうと、資産が消えてしまいます!
暗号資産の送金で1番気を付けたいのは、誤送金してしまったら2度と戻ってこないという所です。
泣いてもわめいても本当に無理なので、必ず送金対応をしている国内取引所を使ってください。
という事で、Bybitからの送金を受け付けている中でも錬★金太郎お勧めの国内取引所はbitbank(ビットバンク)になります。
理由は取引手数料が安いからです。
Bybitからの送金に対応している国内取引所のアカウントをお持ちでない方は、bitbank(ビットバンク)を推奨いたします。
こちらも早めに作成しておきましょう。



差し当たり、ここまでを必ず15日までにやっておきましょう!
最後に
FX fairは一応の返金姿勢は見せているので、今は信じて準備をするしかありません。
私も資金をロックされている1人ですので、皆様と同じ思いでおります。
また今回、暗号資産(仮想通貨)支払いということで驚かれた方も多いかもしれませんが、これ自体は海外では割と普通です。
なので今回の件で暗号資産(仮想通貨)での入出金を身に着けておいて損は無いと思います。
ブローカーの不祥事は私どもとは直接関係が無い事とは言え、これまでご案内をしてきた道義的な責任は強く感じております。
引き続き、出金を請求している利用者様へ速やかに出金がされます様、FXfairに強く働きかけてまいります。
錬★金太郎